「恋の門」(94)で長編映画監督デビューを飾った松尾スズキが、芥川賞候補にもなった自作小説を自ら映画化。アルコールと睡眠薬を大量摂取してしまい精神病院の閉鎖病棟に強制入院させられてしまったフリーライター・明日香の絶望と再生の14日間を描く。主人公・明日香に映画主演は「BEAT」(98/宮本亜門監督)以来となる内田有紀。共演に大竹しのぶ、蒼井優、妻夫木聡、宮藤官九郎ら。