2019年に発表した短編「東京少女」が第30回東京学生映画祭の短編コンペティション部門グランプリ、第41回ぴあフィルムフェスティバル(PFFアワード2019)の映画ファン賞を受賞するなど高い評価を得た橋本根大監督が、同年に手がけた初長編監督作。

片手で創造と破壊をすることができる力を持った鈴木は、その力を持て余しながらも、他人と変わらぬ日常を生きていた。そんな鈴木に恋をしたハナは、鈴木に寄り添いながらともに生きる。しかし、力を頼りに仕事もしない鈴木に、ハナは次第に嫌気がさすようになり……。