「長くつ下のピッピ」で知られるスウェーデンの人気児童文学作家アストリッド・リンドグレーンの原作「わたしたちの島で」をもとに、のどかな島で繰り広げられる、子どもたちとアザラシの交流を描く。ウミガラス島で暮らす、ちょっとドジでおてんばな女の子チョルベン。動物好きの彼女は愛犬の水夫さんといつも一緒に過ごしている。ある日、漁師のヴェステルマンから一頭のアザラシの赤ちゃんを譲ってもらった彼女は、モーセと名付けたそのアザラシを友だちと一緒に飼い始める。しかし、そのアザラシが高く売れることを知ったヴェステルマンが、チョルベンからモーセを取り返そうとする。