ニュー・ジャーマン・シネマの時代から精力的に活動し、2020年ベルリン国際映画祭でベルリナーレカメラ(功労賞)を受賞したドイツの映画作家ウルリケ・オッティンガーによる「ベルリン3部作」の第3作。 オスカー・ワイルドの長編小説「ドリアン・グレイの肖像」やフリッツ・ラング監督による映画「ドクトル・マブゼ」などをモチーフにした独自の世界観を描き出す。 伝説のスーパーモデル、ベルーシュカ・フォン・レーンドルフがドリアン・グレイを演じ、「去年マリエンバートで」のデルフィーヌ・セイリグ、「アル中女の肖像」のタベア・ブルーメンシャインが共演。日本では2023年8月に劇場初公開。