デビルズ・ノット

デビルズ・ノット, 2014

7.7 2014.11.14上映
アメリカ 英語 プロット 114分
1993年にアメリカで実際に起こった未解決事件で、逮捕された3人の少年に対する史上最悪の冤罪事件とも言われる「ウェスト・メンフィス3事件」を、関係者の視点からスリリングに描いた群像劇。「スウィート ヒアアフター」「アララトの聖母」などで知られるカナダの名匠アトム・エゴヤンがメガホンをとり、「英国王のスピーチ」のコリン・ファースと「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」のリース・ウィザースプーンが主演した。93年初夏、米アーカンソー州ウェスト・メンフィスで、児童たちが無残に殺される猟奇殺人事件が発生する。事件当日の不審者目撃情報が相次ぐものの、いずれも決め手に欠け、押し寄せたメディアによって報道は過熱。小さな田舎町の住民たちは、次第にパニックに陥っていく。やがて警察は16~18歳の若者3人を犯人と断定し、逮捕するが、そこに不自然さを感じた私立探偵のロン・ラックスは独自に調査を開始。一方、被害者のひとりの母親パムも、裁判を通して浮上したさまざまな矛盾に動揺していた。