「酔っぱらった馬の時間」「亀も空を飛ぶ」などで国際的に高い評価を受けたイランのバフマン・ゴバディ監督が、テヘランのアンダーグラウンド・ミュージック界を題材に、17日間に渡る無許可ゲリラ撮影を敢行して撮りあげた青春群像劇。西洋的な文化が厳しく規制されているイランで、当局の目をかいくぐってバンド活動に熱中する若者たちの姿をリアルに描く。第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で特別賞を受賞した。