中国史上最強の武道家、黄飛鴻の痛快無比の活躍を描く武術アクション。主演のリー・リンチェイは、ツイ・ハーク製作・監督のもと「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズ(89-92)で黄飛鴻役を演じていたが、トラブルのため3作目で降板。ツイ・ハークは黄飛鴻役に若手のジャウ・ウェンジュオを起用してシリーズを第5作まで続行。本作はこうした事情のもと、リーが自身で起こした製作会社正東製作有限公司で装いも新たに製作した番外編というべき1作。監督は「男たちの挽歌4」のバリー・ウォン。製作はリー自身の変名であるリー・リンチュイ、撮影は「格闘飛龍・方世玉」のジングル・マー、音楽は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのジェームス・ウォンとマーク・ライの共同、美術はジェーソン・マク、編集はマク・チーセン、衣装は「さらば英雄 愛と銃撃の彼方に」など監督としても知られるトニー・オウ、武術指導は『フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳』(V)のユエン・ウーピンがそれぞれ担当。共演は「ゴッド・ギャンブラー 完結編」のチョン・マン、「ラスト・ブラッド 修羅を追え」のレオン・カーヤン、「金玉満堂 決戦!炎の料理人」のアニタ・ユン、リーの先輩格にあたる武術アクションスター、「少林寺三十六房」のリュー・チャーフィーなど。