奄美群島の加計呂麻島に期間限定で移住していたイラストレーター、ちゃずを追ったドキュメンタリー。幼い頃から東京で暮らしてきたイラストレーターのちゃず。結婚4年目、仕事に追われる毎日に息苦しさを感じていた彼女は、都会に住みたい夫を東京に残し、単身で加計呂麻島に期間限定移住する。彼女は島暮らしの様子や夫と別居中のエピソードをつづった漫画をSNSに投稿し、人気を集める。移住生活が残りわずかとなる中、彼女がもうすぐ島を去ってしまうことを知った俳優の國武綾が、ドキュメンタリー映画の制作を決意。集落の人々との交流や美しい自然とのつながりなど、島ならではの暮らしを映し出していく。「恋の渦」などへの出演で知られる國武が初メガホンをとり、國武の夫である映画監督・中川究矢がプロデュースを担当、2021年2月に夫婦で奄美大島へ移住し、現地で本作を完成させた。