小児がんを抱えながらも12年の生涯を明るく生きた森上翔華さんのエピソードをもとに描いたヒューマンドラマ。 小児がんで幼い頃から入退院を繰り返してきた11歳の少女・森上翔華は、主治医である脇坂の勧めで、6年生の1学期から再び学校へ通うことに。しかし期待に胸を膨らませて登校した彼女が目にしたのは、まとまらないクラスと自信を失った気弱な担任教師の姿だった。奇跡を信じる翔華は、周りを笑顔に変えていくことを決意。そんな彼女の存在は、多くの人たちの心に変化をもたらしていく。 オーディションで選ばれた新倉聖菜が映画初出演にして主演を務め、主治医・脇坂を北原里英、翔華の両親を布川敏和と渡辺梓、小学校の校長先生を高畑淳子、病院に現れる謎の女性を竹下景子が演じる。「天心」「ある町の高い煙突」の松村克弥監督がメガホンをとった。