イギリスのロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたバレエやオペラの演目を映画館のスクリーンで上映する「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2021/22」の1作。チャイコフスキーの美しい旋律にのせた不朽の古典名作で、2018年5月にロイヤル・バレエ団によって31年ぶりにプロダクションが一新された新演出の「白鳥と湖」を映像収録した(2022年5月19日上演作品を収録)。1890年代、女王の側近に化けた悪魔ロットバルトに操られた宮廷。花嫁を選ばねばならず悩んでいた王子ジークフリートは、白鳥の姿に変えられたオデット姫が夜のひと時、人間に戻る様子を見て恋に落ちる。オデット姫の呪いを解くには、まだ誰も愛したことがない者の真実の愛の誓いが必要だった。ジークフリートはオデットを救おうとするが、結婚相手を選ぶ舞踏会でオデットと瓜二つの妖艶なオディールに愛を誓ってしまう。2021年の出産を経て舞台復帰を果たしたローレン・カスバートソンがオデットとオディールの2役を繊細に演じ、ジークフリート役は、映画版「ロミオとジュリエット」のロミオ役で人気を集めたウィリアム・ブレイスウェル。
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