100日間のシンプルライフ,2人の男が全ての家財道具を倉庫に預け、1日1つずつ必要なモノを取り戻していくという風変わりな勝負の行方をコミカルに描いたドイツ映画。

「ヴィンセントは海へ行きたい」などの俳優フロリアン・ダービト・フィッツが監督・脚本・主演を務め、全ての持ち物をリセットした青年の実験生活を記録したフィンランドのドキュメンタリー映画「365日のシンプルライフ」を下敷きに、劇映画として大胆にアレンジした。スマホ依存症のパウルと、コンプレックスの塊であるトニー。

幼なじみでビジネスパートナーでもある2人は、多くのモノに囲まれながら充実した生活を送っていた。そんなある日、2人は些細な言い争いをきっかけに、ある勝負をすることに。それは、1万個にも及ぶ全ての家財道具を倉庫に預け、所持品ゼロの状態から1日1つずつ必要なモノを取り戻して100日間生活するという前代未聞の勝負だった。