写真家、作曲家、映画プロデューサーとしてこれまでにも数々の映画音楽や製作に携わってきた川端潤が監督を務め、100曲におよぶミャンマーの民族音楽を録音する旅を描いたドキュメンタリー。地元のミュージシャンたちを小さな小屋のスタジオに呼び、200年前から伝わる音楽を録音している一部始終をカメラに収めた。同時に僧院やヤンゴン芸術大学、シュエダゴン・パゴダ、ヤンゴン川といった様々な場所や、正月に行われる水かけ祭りの様子も収められ、大きく変貌しつつあるミャンマーを伝統音楽という切り口から見つめていく。