本物の戦車を使用したド迫力の戦闘シーンが評判を呼び、本国ロシアで大ヒットを記録したほか、日本でも2019年10月に公開されて話題となった戦車アクション「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」のロシア上映バージョン。「ダイナミック完全版」と題し、日本で公開されたインターナショナル版より26分間長くなっている。第2次世界大戦下、ナチス・ドイツ軍の捕虜となってしまったソ連士官イヴシュキンは、収容所で行われる戦車戦演習で、ソ連軍の戦車T-34の操縦を命じられる。しかし、与えられたT-34は実弾は装備されず、敵の砲火の的になることは明らかだった。死が待ち受ける演習を前に、T-34の整備を命じられたイヴシュキンは、収容所の仲間とともに脱出計画を立て、実行に移す。「太陽に灼かれて」の名匠ニキータ・ミハルコフが製作。