「Fカップの憂鬱」(98)のタマラ・ジェンキンス監督がローラ・リニー、フィリップ・シーモア・ホフマンを主演に描く家族をテーマにした悲喜劇。ニューヨーク・バッファローに住む大学教授のジョン・サベージ(ホフマン)とニューヨークシティ在住の劇作家ウェンディ・サベージ(リニー)は、ともに未婚の兄妹。お互い独り気ままに暮らしている2人だが、ある日、長らく会うのを避けていたアリゾナ在住の父親から病の知らせを受ける。2人は仕方なくアリゾナまで出向くが、すでに父親の痴呆が始まっていた……。