「21グラム」のナオミ・ワッツと「クラッシュ」のマット・ディロンが共演し、アメリカ社会の底辺で生きるカップルの苦悩と希望を描いたヒューマンドラマ。フロリダの小さなコンビニで働く女性メリッサは、半身不随の恋人リッチーとモーテルで貧しい暮らしを送っている。リッチーはテレビの修理屋をしながら政府から援助金を受けていたが、そのほとんどを酒代に使い込んでいた。ある日、メリッサがリッチーの子どもを妊娠し、2人の間にようやく希望が芽生えはじめる。しかしメリッサの暴力的な元恋人ジャスティンの出現や産後の経済的不安により、次第に心がすれ違っていく。共演にテレビシリーズ「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダス。「シェリーベイビー」の女性監督ローリー・コルヤーが監督・脚本を手がけた。2015年1~2月にヒューマントラストシネマ渋谷で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2015」上映作品。