パリ・オペラ座バレエ団の公演をスクリーン上映する「パリ・オペラ座バレエ・シネマ」の1作。日本でも人気の高いエトワール、カール・パケットの引退公演として話題を呼んだ「シンデレラ」(2018年12月31日上演)を収録。シャルル・ペローの名作童話の舞台を華やかな映画界に置き換えたルドルフ・ヌレエフ版で、仙女を映画プロデューサー、王子をスター俳優として配し、継母と義姉たちに虐げられながら暮らすシンデレラがプロデューサーとの出会いをきっかけに憧れの映画界で夢を実現していく姿を描く。キングコングやジークフリート・フォリーズなど、黄金期ハリウッドへのオマージュも満載。