20世紀後半、バレエに新しい光を注ぎ、その革新的な創作の数々でセンセーションを巻き起こした天才振付家モーリス・ベジャール。彼の舞台『リュミエール』公演初日までの半年間を追い、華麗な舞台の裏側にあるベジャールとダンサーたちのバレエへの愛と創造の喜び、そして苦悩を描きだす。監督は、スイス出身のマルセル・シューバッハ。最小限のスタッフで60時間以上のカメラを回しながら77歳・天才振付家ベジャールの内面と創造の秘密に鋭く迫る。